北海道の漁獲生産量は全国の約2割を占めており、漁業従事者の数は日本一となっています。このように、漁業が活発なエリアなため、ぜひ釣りを楽しんでみたいものですね。今回は、そんな北海道の釣り釣り情報について、ご紹介させていただきます。
北海道の漁獲量について
太平洋、オホーツク海、日本海の3つの豊かな海に囲まれた北海道では、様々な種類の魚が水揚げされています。そのため、釣りスポットとしても最適な場所が多くなっています。平成30年の北海道庁のデータによると、北海道の魚別漁獲量は以下のようになっています。
・ホタテ貝 38,5t(37,9%)
・イワシ 12.4t(12.2%)
・スケトウダラ 12.0t(11,9%)
・サケ・マス 7.5t(7.4%)
・サンマ 6.0t(5.9%)
となっており、ホタテ貝が第1位となっています。
また、地域別でみてみますと、胆振、釧路、根室、オホーツクの漁獲量が多くなっています。
これらを踏まえた上で、オススメの釣りスポットをご紹介させていただきます。
石狩湾新港
石狩湾新港は、札幌中心部から1時間と程近い場所にあり、道央人気の釣り場となっています。大型の漁港のため、様々な魚が生息しており、カレイ、イカ、ソイ、チカ、カジカ、ユマイ、イクミ、ホッケなどを釣ることができます。
季節別では、春はカレイやホッケ、夏はイカやイワシ、秋はソイにチカ、冬はカジカ、ユマイとシーズンごとに釣れる魚がめじろおしとなっています。主に投げ釣りでの釣果が高くなっています。
初心者の方には釣り易い港となっており、アクセスも良いので北海道でオススメの釣りスポットとなっています。
小樽港
小樽港は、札幌から近く交通の便も良く、人気のスポットとなっています。港内全域に渡って水深が深く、生息する魚が集まっているため、釣り易い場所となっています。そのため、ファミリーからベテランまで幅広く釣りが楽しめる場所となっています。
主に岸壁から魚を狙え、ホッケ、ニシン、ハゼ、チカ、サバ、カレイ、カジカ、イワシなどを釣ることができます。
季節別では、春はカレイ、ホッケ、夏はイカ、イワシ、秋はハゼ、チカ、サバ、冬にはニシン、カジカなどを釣ることができます。
ウトロ漁港
北海道東部のオホーツク海に面した知床半島に位置する漁港です。隣接する磯場から竿を出すことができ、知床半島を代表する釣り場となっています。サケ、マス漁が全国的に有名で、主に、ウキルアー釣りとホッケやカレイを狙った投げ釣りを楽しめます。他にも、カレイ、ホッケ、チカ、ニシン、ユマイ、ソイなどを釣ることができ、初心者には釣りやすい漁港となっています。
アクセスは札幌から車で約6時間と遠くなっているので、レンタカーで東部にアクセスした際に、息抜きとして立ち寄ってみても良いかもしれません。
まとめ
北海道は他にも多くの釣りポイントがあります。北海道旅行に行かれた際は、今回ご紹介した釣りスポットを参考に、ぜひ釣りを楽しんでいただければと思います